ポイントは糖質。
ダイエット＝食事を抜けばいいなんて思っていませんか？
実際に食事を抜けば体重は落ちますがそれは体脂肪が落ちているのではなく筋肉が落ちている可能性があります。
筋肉が落ちるということは同時に脂肪を燃やす能力も落ちるということになります。
そうならない為に重要なのが1日の摂取エネルギーが基礎代謝を下回らないことです。
人間の身体は口から必要な糖分が摂取出来なくなると体内の肝臓に蓄積されてるブドウ糖やグリコーゲンから補おうとし、これらが無くなればタンパク質から糖を作ろうとします。
1日の摂取エネルギーが少ない状態が続くと今度は使ってない筋肉をアミノ酸に変えて糖を作ろうとします。
そうなることで筋肉が減りどんどん痩せにくい身体になってしまうのです。

そうならない為にもしっかりカロリーは摂る、でも糖質を抜く。炭水化物だけ抜く糖質制限ダイエットがおススメです。
なぜ糖質を抜くかというと、糖質を摂り過ぎると肥満ホルモンと言われるインスリンが過剰に分泌され内臓脂肪が蓄積されるので結果的に太ってしまうのです。
炭水化物を抜く代わりにタンパク質と脂質を中心とした食事メニューでしっかりカロリーを摂ります。
糖質といっても甘い糖質(砂糖、果糖)と甘くない糖質(でんぷん)があるので主食とされているご飯、パン、麺などを抜きます。
ただ今まで食べていた食事からこれらを抜いただけでは単なる糖質カットにしかならないのでご飯を抜く代わりにおかずを1〜2品増やして必要なカロリーを摂取しましょう。

しっかり摂りたい食品
肉、魚、豆腐、納豆、チーズ、オリーブオイル、魚の油(EPA.DHA)、ナッツ類

控えたい食品
ご飯、パン、麺、菓子、砂糖、牛乳、果汁、ビール、日本酒、ドライフルーツ

完全に糖質を抜くのは無理だけどダイエットはしたいという方は、ご飯やパンなどの主食を摂る時は肉、魚、野菜などのおかずを食べてから最後に摂ることで血糖値が上がりにくくなります。

肉や脂を摂ると太るというイメージがありますが、太る原因は脂質ではなく糖質にありますので、肉などは積極的に取り入れて健康的にダイエットを行いましょう。